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DWM2005/01付録のFPGAに挑戦

CQ出版社の発行しているDesign Wave Magazine誌の 2005年1月号に,ザイリンクス社のFPGAであるスパルタン3(XC3S50)が付録でついてきました.このような 基板が付録についてくるのは3回目だそうです.インターネットのあちこちで話題沸騰のこの付録,うまく 動かせたら儲けもの,だめもとでやってみよう,ということでトライしてみることにしました.(2004-12-29)

実験用基板の作成

PSoCのときの同じように,実験用基板を作ることにしました.3.3Vの電源とプログラム?をFPGAに書き込むための ライタを載せることにします.

実験用基板の配線図はここにあります.PDF形式です. 回路図はまだ作っていません.配線図は4パターンあります.ライタ回路の実装の違いです. ライタは,ザイリンクス社が公開している回路図,ヒューマンデータさんが公開している回路図,およびザイリンクス社が発売しているSpartan-III Starter Kit にバンドルされている「Digilent JTAG3 --- Low-Cost JTAG Download/Debug Cable」 の回路図が「Spartan-3 Starter Kit Board User Guide」にありますので,これらを参考にして作ります.

実験用基板を表側からみたところ.5Vの外部電源をつなぎます.LM317で3.3Vを作っています. ライタ回路はパターン1です.動作はやや不安定で,iMPACTでは,デバイス認識はOKですが, 何回かに1度は書き込みに失敗します..また,MITOUJTAGはデバイスを認識しません (原因はまだわからず).引き続き要調査.

実験用基板を裏側からみたところ.

実験用基板を動かしているところ.LEDがついているの見えますか?

1枚目のCD-ROMの articles/0501_a02/data/LEDTEST1 にあるテストプログラムを動かしているところ. 緑が点灯している.

ボタンを押すと両方点灯.こちらのテストプログラムは外部クロックを入れて行なうデモだが, いまは入れていないのであまり意味なし.

1枚目のCD-ROMの articles/0501_a02/data/LEDTEST2 にあるテストプログラムを動かしているところ. 今度は赤だけがついている.

ボタンを押すと赤は消えて緑が点灯.

ともかく動いたので,まずはめでたしめでたし.ライタ回路をいろいろ変更して,安定して動く組み合わせを 探ります.

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