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学研電子ブロックEX-150復刻版用「拡張キット光実験60」

「拡張キット光実験60」の魅力はなんといっても新種ブロックの登場です.赤,緑,そしてRGBフルカラーLED, ショットバリアキーダイオード,フォトトランジスタ,モータ,可変抵抗,555タイマ,メロディIC,そしてリレー. でもわたしが思うもうひとつの魅力は,実は配線ブロック,抵抗ブロック,そしてトランジスタが1個増えたこと にあります.創作回路づくりがずいぶんやりやすくなりましたよ!(2003-08-26)

久々の追加です.光実験60 の追加ブロックを使って再生検波ラジオを作ってみました.といっても,配線ブロック以外 に使ったのは可変抵抗だけなんですけどね(笑).(2004-01-24)

買いました

品物の到着はたしか7月9日だったかなあ.でも開封したのは7月20日.デジカメで写真を撮ろうと我慢してました(笑). 紙を丸めた緩衝材を除くと,通販カタログとともにご本尊が登場.

段ボール箱に梱包された状態の「光実験60」 段ボール箱のふたを開けたところ.緩衝材の紙が詰まっている 緩衝材をとったところ.通販カタログが見える 通販カタログをとって,やっと現われた「光実験60」の箱

ふたをとる前に眺め回してみたりして(笑).子供のころには絶対こんなまどろっこしいことはしないで,ぱぱぱっと開けちゃってましたから,やっぱりおじさんになってしまったのだなあ(しみじみ).

「光実験60」の箱を右斜め前から見たところ 「光実験60」の箱を左斜め後から見たところ 「光実験60」の箱を上から見たところ 「光実験60」の箱を下から見たところ

やっとふたが開きました.マニュアルがまず見えます.マニュアルをどけると本体がちんまりと現われます. 本体にはプラスチックのふたがかぶさっています.

「光実験60」の箱のふたを開けたところ.マニュアルの入った袋が現われる マニュアルの入った袋をずらすと,ようやく本体が見える 箱から本体を出してプラスチックのふたをとったところ

ブロックは28個あります.単三2本の電池ケースつき.モータ軸アタッチメントがモータブロックについた状態で格納されています.

 28個のブロックが収まった本体.単三2本の電池ボックスつき

附属パーツです.光ファイバ,フルカラーアタッチメントと光アタッチメント,電池用コード(赤黒),そして ジャンパ用の60cmコードです.

附属パーツ.光ファイバ,アタッチメント類,コード類

マニュアルの袋の中に,ご愛用者カードとカラー円盤,音階円盤が入っています. ジャンパ用の60cmコードです.

マニュアルの入った袋の中身.はがきと円盤 カラー円盤と音階円盤

マニュアルはこんな感じです.回路図の描き方は「学研電子ブロックのひみつ」と同じです. なお,マニュアルの奥付には,回路考案が電子ブロック機器製造(株)の手になることが明記されています.

マニュアルの表紙 マニュアルの裏表紙 マニュアルを開いたところ.パーツの説明など マニュアルを開いたところ.回路の説明

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やっぱり部品ボックスで整理整頓

今回もやっぱり「部品ボックスで整理整頓」してみました. 前回と同じ箱を買ってきたのですが,ブロックを納めてみると結構ぎりぎりでした.「光実験60」のブロックは,文字印刷が 金色なので,EX-150 の銀色印刷と容易に区別がつきます.(2003-08-28)

ブロックをしまってある箱の写真 箱を開けたところの写真

[2005-10-15追加] 使用している部品ボックスの商品名や型番の情報について, 「部品ボックスで整理整頓」に 追加しました.

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再生検波ラジオの製作

スーパーヘテロダイン方式以前に盛んに用いられていた再生検波方式のラジオ. 子供のころ組み立てたラジオのキットは, ストレート方式かスーパーヘテロダイン方式かでしたので,わたしは再生検波方式を体験したことがありません. うまく調整しないと発振して ピーピー鳴ってしまうとか,そうなると電波を盛大に発射してまわりのラジオに大迷惑をかけるとか, でもなんともそういうところがつくってみたい心を大いにそそります.

ともかく同調回路と高周波回路とで発振回路を作るような回路構成,つまり高周波増幅の出力をちょびっとだけ正帰還 で同調回路に返してやるようにすれば再生検波になるというふうに理解したので,やってみました.

具体的には,150回路集のNo.41「高周波1段(抵抗結合)+ICアンプラジオ」を改造して作りました.

再生検波ラジオを組んだところ

「ブロックの種類と配置の表わし方」に したがってブロック配置を示します. No.41のブロック配置から,以下の番地のブロックを残して あとを取り去ります:

G1,H1,A2,B2,C2,A3,B3,C3,A4,B4,C4.

ついで,ブロックをつぎのように配置します.配線用ブロックは一部 光実験60のものが必要です.代替ブロックを使う場合は予期せぬ接続に 注意が必要です:

A1:26-090,B1:26-090,C1:13,D1:16(100pFコンデンサ),F1:28-270,
D2:26,F2:26,
D3:13,E3:26-090,F3:28-090,
D4:26,
A5:26,C5:27-180(1M/5k抵抗),D5:06-270(560k抵抗), A6:25-180,B6:25-180,C6:26-090,D6:28-180.

B5の位置がぽっかり開いていますが,ここに再生を掛ける強さを 決めるために,「光実験60」についてくる50kのVRを入れます.端子が B4,C5,B6に接触するよう(50Kの文字が左側にくる向き)に セットします.VRを右にいっぱいまわした状態が再生のかからない 状態で,左へまわしていくと,だんだん強くかかる,ということになります. 普通の感覚とは逆回りになってますけど,ご勘弁くださいませ. 再生のかかり方の強さは,C5およびD5の抵抗の入れ方でコントロール できます.いまの場合はブロックにある目いっぱい高い抵抗を入れてある状態 です.これだとボリュームが中点よりやや左へいったくらいでうまく再生が かかるぐらいになります.再生をかけすぎると,発振することはもちろん, 選択度があがりすぎるのか,声がひずんでくるのが面白いです. みなさまお試しくださいませ. (2003-12-17,2004-01-24)

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